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神戸都心に人工ビーチ イベント用に今夏限定

神戸市中央区新港町の新港第1突堤に今年夏、ビーチバレーなどが楽しめる人工砂浜「神戸プラージュ(仮称)」が登場する。夜間には発光ダイオード(LED)が照らし、幻想的な雰囲気を演出。音楽やマリンスポーツのイベントなども開く予定で、都心ウオーターフロントの活性化を狙う。

「プラージュ」はフランス語で砂浜の意味。フランス・パリで行われている期間限定の「人工海岸」を参考に、神戸市が2010年度当初予算案で4千万円を計上した。

新港第1突堤は1921年に整備された神戸港最古の近代埠頭(ふとう)。かつては多くの船舶が利用していたが、貨物のコンテナ化で2007年にはすべての倉庫が撤去され、市が再開発を進めていた。

一時はホテルと映画館を合わせた複合施設の進出も計画されていたが、米サブプライム住宅ローン問題の影響で頓挫。現在は帆船や工事船などが年に数回、利用する状態になっている。

人工砂浜の広さは約3200平方メートル。7月ごろをめどに約1600立方メートルの白砂を神戸空港沖から運び込み、屋外イベントのスペースや桟橋を設置する。ビーチバレーやサッカー、護岸では水上バイク試乗会などのイベントを開催する予定で、設置期間は1カ月程度。イベントの企画があれば秋まで延長し、最長で約3カ月間続ける。

また六甲アイランドと大分間を結ぶフェリー「さんふらわあ」が昼間だけ同突堤に停泊。フェリーを一般開放し、デッキや船内のレストランでの食事も楽しめるという。

神戸市は「都心の真ん中にある砂浜で、寝転がって読書や日焼けが楽しめる。今年の夏は神戸の街中でバカンス気分を味わってほしい」とPRしている。(前川茂之)

第1突堤って、昔あった倉庫などがすっかり撤去されてしまいましたが、その後も開発は進まず、今はたまーに船が止まっているだけでほとんど空き地とかしていたのですが、ようやくイベントの目処がたったみたいです(^^

7月の花火大会とかは大勢人が来そうですね!今から楽しみです。